梅が香に思い起こせよ

一昨日一輪咲いた。
今日はいくつも開いている。

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つれあいの熱も少し下がった。

数学の熱も下がった。

今日はプチ法話会があった。

年をとってくると、それまで自分でやってきたことができなくなる。
そこでやっと、おかげやったということがわかる。
世話をしてくれた人に、ありがとうと言える。
そう言えた人はどんな辛いことがあった人生であっても、自分の人生をありがたい人生だったと思えた人だと、先日亡くなられた方の話をした。

そんな話をしたら、87歳の方が義母が亡くなる一日前に、ありがとうと言われたという話をされた。その時、ありがとうと言うのは私の方やと言い、義母からありがとうを聞け、また義母にありがとうと言えて本当によかったと語られた。

そして、その話を七日の法話でしたら、私もそうやったと語られた。
「何にも自分でできんようになった。あんたのおかげで生きている。ありがとう。」
「おじいちゃん、こっちこそありがとうや。おじいちゃんがありがとうと言える人生やったというのが何よりもうれしい。だから、お世話をしてやっとるんではない。させてもらっとるんや。おじいちゃんのおかげや。ありがとう。」そう言えた。それが一番うれしかった。

ありがとうを言えたことが一番うれしかったと。