「お念仏のはたらきとお育て」

ネパールの地震の被害の大きさに驚いている。
河口慧海師の著書を読んでいて、チベットやネパールが身近に感じられるようになったので、
どこか遠い国の話ではない。 
イメージ 1
これは慧海師の旅の地図で、カトマンズの西に龍樹嶽と書いてある。
グーグルマップで見るとナーガルジュナ山と書いてあるので間違いない。
さらにカトマンズの東に施身虎母寺と書いてある。
そんな寺があるのかどうか調べたら、ちゃんとあって、薩捶太子が施身した場所に立っている寺院。
法隆寺の玉虫の厨子に描いてあるこの絵の場所に寺が建っていたのだ。
学仏大悲心  ( 仏の大慈大悲)

イメージ 2
これは子虎は7匹だが、ネパールでは5匹。
その5匹は転生して釈尊の弟子となる。
http://tcpnp.blog9.fc2.com/blog-date-200903.html   チベタン・チルドレンズ・プロジェクト
この寺院の裏には子虎たちが転生して釈尊の弟子になった像がある。
イメージ 3
釈尊はネパールの生まれだ。
法隆寺の玉虫の厨子の施身虎母の話は、現実離れしていると思っていたが、
ネパールにその寺院があって、薩捶太子が身を投げたところがあった。
それが事実かどうかではない。
そうやって釈尊を慕った人々が居ることが奇蹟なのだ。
法隆寺とネパールはつながっている。
 
 
法話の更新をした。
今まで、書いてきたものをまとめて、先日の連研で紹介したもの。
念仏は真如から私へのはたらき(方便)であることを書いた。
 
お念仏のはたらきとお育て (方便論的個人主義・PDFファイル)
 
 
この頃、忙しすぎてゆったりと考えることができないのが悔しい。