今日は「仏教カフェ」の日でした。
仏法が生活の中でどのように生きているのかということになるのだと感じました。
それにしても、こういう場を設定してくださる方々のご努力と、
集まってみえる方たちの真剣なお姿に感銘を受けました。
ある方が、ご自分のことを話して下さいました。
「戦時中でもあり、貧しくて中学校へ行くことができなかった。
嫁に行って、何としても学びたいと考えていた。
お手次の寺での法事には、蚕にクワをやって、赤子をおんぶして駆けつけ聴聞した。
おかげで、短歌を創ったりいろいろ学ぶご縁をいただいた。」
そう語られました。
法座は学びの場であったということをあらためて確認することができました。
質問はありませんか?
と聞くと、「何を聞いたらいいのかが分からない」といわれました。
その通りですね。
「愚の大地に立っている人は、生活の中で出会うことはすべて学びになる」
というテーマでしたが、具体的に問いとして出てこないと意味がありませんでした。
次の課題です。
ありがとうございました。