地上が寒かろうが、私が苦しかろうが関係なく輝いている。
さっき、頼母子で同級生と話しながら思い出した。
彼は、50年前、中学生の時作文に次の吉野弘の詩と同じようなことを書いた。
それを覚えているのは、吉野弘のこの詩を見た時に同級生の作文を思い出したからだ。
夕焼け 吉野弘
中学生の時に聞いた同級生の彼の作文は、まさに吉野のこの詩であった。
優しさということは何か、それを私に知らしめた
新しい世界を知らしめた作文であった。
だから、それ以来、この詩は私の中学時代を思い出すものであった。
優しさとは相手の苦しみを分かること
わかるがゆえに自身も苦しむということ
それを覚悟することが優しさであるということを