説明的文章の読み取り(大西先生のこと)

私に説明的文章の読み方(と集団づくり)を教えてくれた大西忠治先生が亡くなったのは61歳。
今思うと、あまりにも若い。
私はその年を過ぎてしまった。
 
大西先生はいつも言っていた。
(ここからコピペ) 
教育とは、後の人に、
1、他人の為に何かをする喜びを伝えたい。
  あるいは、そういう生徒を育てたい。
2、そして、社会正義を伝えたい。
 
では社会正義とは何か?
 
社会正義とは、
1、自分ひとりの利益の為にみんなを犠牲にしない。
2、努力しても改める事が出来ないものを
  非難したり物笑いにしない。
3、正面から問題に取り組まないで、裏に回って策謀しない。
4、不利益には黙っていない。
5、みんなで決めて、みんなで守る。
 
大西先生は、古今東西の文学作品や実践記録を読んでいた。
その中からご自身と生徒の生き方として、上のことに絞り切ったのだろう。
私もこれを自分自身の生き方として規範にしてきたように思う。
集団づくりとはそういうことだった。
 
簡単で単純なことの中に、本当のことがあると思う。