忙しい一日

法事があった。
一周忌の法事だが、いつも感じるのは、
年月の経つのが早いこと。
 
それは、一年の間に、実にいろいろな事があるからだろう。
また、時間の経過の感覚は、年齢に反比例する。
 
3年前のことをすぐ前のことのように感じてしまうのも
同じなのだろう。
この頃はこちらの方が多い。
 
親鸞和讃集を見ていたら
信楽」の左訓に「信心」と「ねがひ」と書いてあった。
衆生に信心を獲得させることは仏の願いである」
ということであろう。
 
衆生心=願作仏心=菩提心という和讃がある。
これを譬えると、
「子どもたちに成長してもらいたい」という願いと
「自分自身が成長したい」という願いはは同じで
どちらも教師の願いと考えるのはまちがいで、
実は仏の願いである。
そういわれたとき、救われたような気がした。