称名は息の如く

信心は体の如く、聴聞は食物の如く、称名念仏は息の如く

  香樹院徳龍師


「我が名を称えよ」という一句は、
我々人間がどういう生活をしているかということを見通している者の一句である。
人間の悩みを知り抜いている者の一句である。
これではどうしても助からない状態であるところの人間であるということを
知り抜いて、それを痛み悲しんで、その涙から「我が名を称えよ」という一句が
漏れ出てきたのである。

  金子大栄師

仏に遇うことが出来た方たちの言葉。