このテーマは数学のカテゴリーではなく教育に入れた。
フェイスブックの感想がとても面白い。
分数のわり算の問題をまとめると、
(1) 「一あたり量」を知らないという問題
(2) 逆数にしてかけるということが完成形だという問題
(3) そうなるわけを知りたいと思っている
(4) 知とは何かという問題
もっともこれは私が問題だと思っただけだが。
わり算の構造(世界)が、方便として現れたものだ。
一あたり量を知らないということは、かけ算もわかっていないということを示す。
でも、それを知るということは大事なことだろうか。(大事だと思うけど)
昨日も書いたが、これは科学の最先端なのだ。
このことに興味を持った瞬間にそこに立っているということ。
そして、それがどうしてかと考えることが「野生の思考」であり、
自分自身の知の道具を以て、ブリコラージュを重ねていくことなのだ。
ということは完成形などないということだ。
それぞれが、持っている道具を使ってブリコラージュしていく過程こそが面白い。
それが、それぞれの物語を作っていくことだろうと思う。