月よ誘え

  願くは 月よ誘え 我れ逝かむ
        その中秋の 望月の夜に     釋彰隆

いつも冬になると西行さんの歌を言っていたが、
それをもじってこの歌を作ったのだろう。
中秋は過ぎたが、願い通り望月の夜に往くことができた。

ほぼ親父が書き残していた通りに葬儀を行った。
書かれていたお名前の中に先に往かれた方たちがいたので、
これを書いた時期も推測される。

昨日はようやく役場へ行って、死亡にかかわる手続きを行った。
古くからの友人の方たちが弔問にみえて、懐かしい話をされていった。

その間、渋柿を採った。
今年はとてもたくさん実って、枝が折れそうなくらい。
おふくろがそれをむいて物干しざおに吊り下げる。
それを3日間やったが、まだたくさんなっている。
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