「ビストロ屋」という殿町にある教え子の店。
多国籍料理と銘打って、いろいろなものを食べた。
おいしく、どんどんビールが進み、話が弾む。
気が付いたら12時。
酔いついでにと昨日ジオジェブラのアプレットのことを書いたが、
本来こちらを書くべきだった。
もう38年も経ってしまっていた。
いつも思う。
過去は過ぎ去ってはいない。
昨日、酔っぱらってみることができなかった「苦界浄土」の最終回を見た。
この水俣病の苦難の記録(歴史)を書いているときにどんな心境でしたか?
と講師の若松英輔氏が石牟礼さんに尋ねると
「荘厳されているように感じました」
と答えられたという。
苦難を生きたものから発せられる「荘厳」のはたらき
仏の光によって深く照らし出される荘厳
私たちは常に荘厳されている。