現世利益和讃の「ナモワミダブチ」

教区の僧侶学習会、ビハーラ活動と続いた
 
毎日が暑い
僧侶学習会はクーラーのあるところでやるので、かえって寒い。
こういう時、布袍はとても良い。
半袖だけだと寒いが、布袍が暖かく包んでくれるのだ。
でも、クーラーのない所だと、汗を包むものとなる。
 
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僧侶研修のテーマは「浄土往生」、講師は三栗章夫師。
現生正定聚は浄土往生ではないというお話は、
私の曾我量深師の遍歴と合わせてとても面白く聞くことができました。
 
もう一つ、大事なことを教えていただきました。
それは、かねてより疑問に思っていた、現世利益和讃の「南无阿弥陀佛 ナモワミダブチ」を
どう読むのかをお聞きしました。
ちょうど四声の話が出てきたからです。
御開山は和讃の漢字には必ず四声点を入れられていました。
チは入声であり、詰まって読むことがわかりました。
南  无  阿  弥  陀    佛
上声 平声 平声 平声 上声濁る 入声
「なもわぁみだぶっ」でしょうか。
 
長年の疑問が解けました。
今回の研修も私のためにあった研修でした。