「地獄は一定すみかぞかし」

冷房が身体によくない。
だからシャツの上にジャージを着ている。
少し良くなったかと思ったら、またおかしくなってきた。
 
ホテルでのOB会でとても寒く感じた。
今までは寝ている時は、足がほてっていたが、風邪をひいてからは冷たくなっている。
夜はコタツが欲しいくらいだ。
トイレに3回起きた。
 
風邪をひいたきっかけも冷房だったから、これからの冷房は鬼門である。
いつも上着を持っている必要がある。
そう決意しているが、いつも上着を持っている自信はまったくない。
 
それなのにエアコンを買おうと計画している。
それは老人が熱中症になるのではないかと心配だからだ。
これからもっと暑くなるのではないかと心配だからだ。
 
エアコンを買うことは出費も大きい。
どのメーカーにするのかいろいろ迷う。
取り付けができるのかどうかも心配だ。
屋根の状態や雪の量も心配になる。
 
この心配は何だろう。
どこから生まれてきたのだろう。
それは、エアコンを選ぶときだけではない。
結局めんどくさくなって先延ばしになるだろうと予想している。
 
「とても(どうあっても)地獄は一定すみかぞかし」
 
この歎異抄の言葉は、全てに当てはまる。
とすると、積極的に地獄を前提にすることが大事だ。
地獄は一定と見極めたら不安は無くなるのは当然である。