サクランボができる桜は一足先に開花する。
月が上ってきていた。
お斎で聞いた話
自然と共調して生きていく素晴らしい知恵だと思っていた。
その橋を造った方の年忌法要だった。
沈下橋は昔からあったわけではない。
それを、自然と対抗しない発想で造られたのは、どうしてか?
それは、地元の方もご存知なかった。
そして、沈下橋は、とても危険であることを聞いた。
増水してきたときに、もっと増水するともう渡れなくなるからと渡る人がいて、
水の量があまりにも多くて、めまいを起こし転落して亡くなるということが
たびたびあるという話であった。
自然と一緒に生きるということはそういうことだろう。
私たちも川の一部なのだ。