ユンボ出動

ついにユンボ出動。
本堂の前が雪で埋まっていた。
友だちにユンボで雪をよけてもらった。
これで、除夜の鐘をつくことができる。
 
それにしても不思議でならない。
今まで何人もの人が時間をかけてやっていた仕事が、少ない人数で短時間でやってしまえる。
かかったのは燃料費ぐらい。
このことが不思議でならない。
人間がやっていた労働を機械が代わりに行うということは、どういうコトなのだろうか。
 
この場合、決定的な違いは、時間である。
そして、機械を使うことである。
この機械のはたらきは、何によってあらわされるのだろうか。
それを作った時間によってだろうか。
でも、オートメーションだとそんなに時間はかからない。
どうやら機械のはたらきは機械の値段に変わっているみたい。
 
もう一つ気がついたことがある。
それは、狭いところで見事に動かす技術のことだ。
技術は練習時間で表されるのだろうか。
それから、どのようにやったら効率的なのかと考えることは何によって表されるのだろうか。
これは難しい。
数値にはできない。
 
これらのことを式にできないかと考えてみた。
人数×時間×燃料×機械の値段
 
人だけの場合は、燃料は食費、機械の値段はスコップ代。
この式で、人だけでやった場合と機械を使った場合が等式になるのだろうか。
計算しようとして、その愚かさに気がついた。
雪下ろしの経済学で、為したコトの意味こそが大事なことだったと学んだばかりではないか。
 
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