組の連続研修

昨日は月に一回の組の連続研修の日だった。
 
連研とは何かを、うまく説明することができない。
初めの頃とはずいぶん変化してきて、最近は入門講座のようになってきている。
組のご門徒に呼びかけて浄土真宗のことを知っていただこうと、年に6回開かれる。
「我が家の仏壇」「念仏のはたらき」「お経には何が書いてあるの」「念仏の生活とは」「終末期医療と臨終と葬儀について」・・・などがテーマである。
 
参加される方は、
仏法のことを聞きたいという方・・・女性が多い
今まで寺の役員をやっていたが住職や他の役員から参加を促されたという方・・・男性が多い
 
郡上組では、門徒推進委員会、ビハーラ、門徒総代会、仏教女性会という教化団体がある。
その中心になって活動されている方たちに、先輩としてご自身の聴聞の体験を語っていただくというのもプログラムに入っている。
お念仏を伝えていくためには、僧侶だけでは限界があり、ご門徒と共に進めていかなければならないというのは当然である。
 
毎回、正信偈をテキストとして読誦している。
正信偈の中に、
本願名号正定業     本願の名号は正定の業なり。
至心信楽願為因     至心信楽の願(18願)を因とす。
成等学証大涅槃     等学を成り大涅槃を証することは、
必至滅度願成就     必至滅度の願(11願)成就なり。
 
で、念仏・名号・称名とは何かを。
そして、イメージとして様々な阿弥陀仏の写真から読み解いた。
 
本願名号顕因縁
で、念仏のはたらきを12光のはたらきとして読み解くという進め方をした。
 
いかんせん力量が不足しているのは明らか。
すぐに忘れてしまう、心に強く残る話を・・・
というような貴重なご意見をいただいた。
帰ってから来月の構想を考えてみた。