関東ご旧跡巡拝の旅 その2

今回の旅で、前もっていただいた資料を読み勉強をしました。
旅に出る前の楽しみの一つでしたが、その中で、如信上人のことが気にかかり出しました。
少し説明をします。如信上人は大網で布教をして大網門徒を育てました。
やがて大洗の地に願入寺が移ります。大洗は鹿島灘に面して少し突き出ています。
願入寺の若院さんの話によると、この地は自然災害の少ない穏やかな気候で、
土地も肥えていて人々もゆったりしているということでした。
水戸のすぐ側ですから水戸黄門こと光圀公との関係も深く、
如信上人の木像は光圀公が作られたものです。
 
お話の中で、如信上人は亡くなるまで托鉢で集めたお米を背負って毎年京都に上り、
報恩講を務められたといわれました。心に残るエピソードでした。
 
宿泊は大洗ホテル。すぐ側が海岸で、台風18号の影響で大波が押し寄せていました。
砂浜を散歩すると、太平洋がどこまでも広がっています。
夕日が灯台を照らしてとてもきれいでした。右の方にはかすかに犬吠埼が見えます。
イメージ 1
 
夕食の宴会は皆さんのバイタリティに圧倒されました。
食事の後も飲みながら議論を重ね、いくつもの課題を持つことができました。
でも、長時間のバス旅行で疲れてしまって、
参加者の中では若い私が先に寝てしまいました。