麻生太郎氏の「あの手口」

友人のサイトを見て驚いた。
以下転載する。
 
 
共同通信が配信したニュース
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 麻生太郎副総理兼財務相は29日夜、都内で講演し、憲法改正
めぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイ
マール憲法はいつの間にか変わっていた。
誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と
述べた。「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静か
な環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言した。

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この講演は、評論家・櫻井よしこさんが企画し、西村真悟衆院議員な
どが参加していた。麻生さんも仲間内ということで本音が出たというと
ころだろう。それにしても、「ナチスに学べ」とは国際感覚のない発言
だろう。
麻生発言の詳細は、次のようになっている。
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 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という
話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、き
ちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。
 ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全
然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。
 ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。
(中略)
 憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス
憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。
あの手口を学んだらどうかね。

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「あの手口」とは、何か?
1933年2月27日、夜の9時過ぎ、ドイツ帝国国会議事堂は放火に
より壊滅的に炎上した。ナチスヒトラー政権成立後28日目のことで
あった。翌日、大統領緊急令が発令されワイマール憲法を骨抜きに
した。
 つまり、ワイマール憲法で認められた言論の自由報道の自由
郵便・電話の秘密、集会・結社の自由、私有財産の不可侵性などが
停止されることになる。
 同時に共産党議員の逮捕、共産党の新聞・雑誌・ビラの発行禁止、
野党第一党社会民主党機関誌の2週間発行停止、ユダヤ人排撃
が始まる。
 国会議事堂に放火したのはナチスの幹部・ゲーリングだった。
その直後、3月5日の総選挙の結果は、ナチス288議席、社会民主
党120議席共産党81議席、中央党73議席、国民人民党52議席
バイエルン人民党19議席ナチスヒトラーの期待に反して過半数
は獲れなかったのです。
3月9日、ヒトラー共産党の81議席を剥奪し、議席総数を減少して
ナチス単独過半数を実現した。これを合法的というのでしょうか?
この手口を学んだらどうかねと麻生氏は発言したということです。

今日になって麻生氏は発言を撤回した。
しかし、それは誤りを認めたのではなく、アメリカの圧力に仕方なくと
いうのが本音のようです。

以上