115年前の岐阜県地図

昨日「郡上・9条の会」の月例会があった。
9年前の熱気こそ冷めてはいるが、
今こそ最初の目的をめざす時だということを確認した。
 
賛同者を増やすこと、粘り強く呼びかけること等いろいろ出てきた。
ただ、今は憲法についての関心が少し高まっている。
96条の「改正」反対の運動の声が大きくなってきたこともある。
 
今は経済の問題が前面に出ることが多いが、
実はこの列島の未来を左右する大きな問題が憲法なのだ。
経済は明日どうなるのかわからないという不確定性を持つ。
しかし、憲法はこの列島、ひいては東アジアの平和に大きな影響を与える。
 
明治30年に作られた、岐阜県地図を調べている。
現在の地図と比べているのだ。
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たった115年で大きく変わっている。
その違いは比べることでしか自覚できない。
長良川木曽川の流れが変わっていたり、
道が村道だったり・・・
 
変化というのは、さまざまな状況からの影響である。
その影響は、関係である。
現代のグローバリズムの中で、小さな個人がどう生きていったらいいのか。
 
株の売買をしている人60%が外国の人で、6%の国民が株をやっているだけだ。
そして、その株の乱高下で得られる利益はほとんどが海外に持ち出される。
 
もはや企業には国は無い。
その中で、逆に日本が強調される。
憲法論議もこれからの日本のありようが問われている。
 
ただ、グローバルをめざすがゆえに、国内の弱者を切り捨てる施策は
穏当に国を大事にしていないと強く感じる。