DVDの回折格子

このブログの一番最初に、「CDの回折格子としてのはたらき」をのせた。
これはCDではなくDVDだ。
DVDは格子の間がCDの約半分になっている。
これがなぜ面白いのかというと、光の反射の法則に反しているからだ。
イメージ 1
この光は、右側の低い位置から来ている。
入射角と反射角が異なっているのに、光が届いている。
しかも、プリズムのように分光して。
それをどう説明するのかが面白いのである。
しかも、CDとDVDとブルーレイのディスクと比べるとはっきりと違う。
その意味は何か。
といういう問いが面白いのである。
 
この実物の虹色をよく見ると、左側は四大に遠くに、右側の紫は次第に浮かび上がってくるように見える。この原理を使うとホログラフで立体の像を作り出すことができる。
 
量子電磁力学の分野である。
ファインマンの「光と物質の不思議な理論」を再読しようと思っている。