かってこ

今朝は、「かってこ」だった。
高鷲の方言で、新見南吉は「雪渡り」と言っている。
 
少し暖かくなり雪が溶け出す頃の寒い朝、表面だけが凍り、
少し積もった雪とあいまって、自在に田んぼや畑を歩き回ることができる。
暖かくなりゆるむと、1m近くある雪に足を取られてしまう。
 
犬と一緒に久しぶりに雪の上を歩いた。
小さな谷は、雪がかぶさって、橋になっている。
白い道というと二河白道だが、これは広くてどこまでも行ける。
 
子どもたちが、学校へ行くときに、かってこだと近道ができる。
上級生の子がちゃんと道を知っていて、
小さい子たちを連れて近回りの冒険をしていたことを思い出す。
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左の深い足跡は、かってこでないときのもの。
右側のものは犬の足跡とかってこの時の足跡。