大井玄著「人間の往生」

 
今、大井玄先生の「人間の往生」を読んでいる。
人間の終末から生の意味を問うている。
 
読んでいて気がついたのだが、
大井先生の書かれていることと、私の経歴とが重なっているのである。
 
同じようなことを感じてはいたが、私にはそれをまとめる力量はない。
それを大井先生が見事にまとめてくださっていると感じる。
 
仏教、医療、脳科学など様々な成果が見事な調和をもって描かれている。
大きな物語なのだ。
 
たまたま、看取り現象のTVを見て大井先生と出会った。
出会ったといっても、ご本人に直接出会ったわけではない。
しかし、やはり大きな出会いであったと感じる。