教育実践家と宗教

この頃、ブログを朝書いている。
夜は眠たい上に、頭が回らない。
日記のつもりだったが、朝の予定を書くような感じに変わってきている。
 
教育実践家には、熱心な宗教者が多い。
西洋(アメリカも)では、学校と教会の役割分担がはっきりしており、
教科は学校、道徳は教会と棲み分けが為されている(らしい)。
日本は、教師が聖職者の役目も荷なわされていることも多い理由の一つだろう。
 
そういう多くの教育実践家のなかで、私が興味を持っているのは
真宗とのかかわりを持っている二人の教師である。
一人は野村芳兵衛。もう一人は東井義雄である。
 
野村は岐阜県洞戸村に生まれ、生活と教科の総合を実践的に追及した人である。
東井は兵庫県豊岡市の寺に生まれ、退職後は住職として布教活動をしている。
 
両方に共通するものが親鸞である。
そして、自身の求道的な姿勢である。
そして、こどもたちを大切にして、すばらしい教育実践をおこなっている。
 
私の興味は、
彼らの信心がその教育実践にどのような影響を与えたのか
ということと同時に、
それが、求道的であればあるほど、真似ができないものではないか
ということである。
 
野村に関して、分析をしているのが、竹内常一
東井に関しての分析は大西忠治。
彼らの目で見る二人の実践は、また、彼らの信心のありようも示しているように感じる。
 
また、いつかまとめてみたいと思っている。