昨夜見なかった番組「フランクルの夜と霧」

夜11時からの100分de名著「フランクルの夜と霧」を見ることを忘れた。
番組表には印を打っておいたが、すっかり忘れて寝てしまったのだ。
 
この頃、よく忘れるので、
昼に、ビデオを買うかどうか相談していた。
 
ビデオは、ブルーレイだとかなり高い。
このパソコンも、五年以上を過ぎてよくフリーズするようになって来た。
だったら、パソコンを買い換えた方がいいのではないかなどと悩んでいた。
 
その時までは、見る意識があったのだが、書き物をしていたらすっかりと忘れてしまっていた。
 
フランクルの「夜と霧」は何回も読み、それをサイトに載せている。
でも、自分の読みと他の人の読みの違いが知りたいと思っていた。
読みというのは、異なった読みが出てきたときに、新しい発見がある。
そして、さらに深く読んでみようという気になる。
 
読んだ時にわかった気になっていたり、逆に理解できなかった所が、
別の人の読みを聞いた時に、新しい読みに気がつくことが多い。
だから、読みはできるだけ多くの人とおこなうと良いと思っている。
 
ところで、フランクルに関して関心のあるテーマは、
私たちはなぜ苦しみを受けるのだろうか、
そういう苦しみを人はどうやって乗り越えていくのか
ということである。
 
これは、現実(世界)をどうとらえるのかという問題だ。
世界は、私たちの志向性(気遣い)によって姿を現わす。
だとすると、どんな志向性(気遣い)を持ったら良いのか
ということが大事だ。