生き物と数学のつながりを書きました。
はまぐりの研究から始まったものです。
内容紹介
自然の生き物をよく観察すると、数学を見事に駆使した形が隠されていることに気づきます。有名な例に、植物の葉の付き方はフィボナッチ数列にしたがっているということがあります。また自然の貝の渦は、きれいな等角らせんを描いています。本書はこうした自然、または日常に見出される不思議な数学的事象について、独自の考察を加えていきます。本書では特に難しい数学の概念は扱いません。高校程度の知識があれば生き物たちのシンプルかつ深遠な数学の世界に触れることができます。