早く帰りたかったので先生にお願いして退院となった。
本来は火曜日にギブスを取って・・・ということだったけど。
しかし、ギブスがついているので、右手を上に挙げているととても疲れる。
しかも動かせないので、食事が困る。
でも、孫と一緒に走り回った。
気がついたのが、走れない、飛べないこと。
たった5日間ベッドで寝ていただけなのに。
病室でやることと言えばTVを見ることと読書。
ばけばけの最終回も泣いてしまった。
本はとてもよく読めた。
時間がかかったのが、ヤスパースの『哲学入門』
100分でのテキストを参照しながら読んでいった。
神や信仰のことを多く取り上げていたことが新たな発見だった。
なぜ「枢軸時代」と名づけたのか知るのが目的だったけど、それはヘーゲルのキリスト教に対する言葉を使っていることを知った。⇨精神革命(前5C) - 文ちゃんのページ
ヤスパースはキリスト教だけではなく同じころに世界中に精神革命が起こったことを示しているし、それは彼の神がキリスト教に偏っていないことを示している。
それを示すのが「包括者」。
これは対象化できない言葉で、主観と客観を超えた「南無阿弥陀仏」と同じような「暗号」(彼の言葉)。親鸞さんは仏からの呼び声と言っている。
主客分離から包括者の必然を示す論法になるほどと感心。
今まで主客分離以前の純粋経験だけだったから、こういう考え方もあるのだと世界が拡がった。
ヘーゲルの歴史観(理性の弁証法による統一)への批判は、今よくわかる。
これらのことについては何時かまとめようと思っている。
手術後は日の出を見ることが出来た。
土日は桜が満開。
桜を見ながら北上した。 正面の山は金華山と岐阜城。
