「本来の労働と労働の喜びを取り戻そう」

以前から「労働」について考えている。

労働は人間発達に欠かせないものであって、「言語」も労働と相互承認のコミュニケーションから生まれたものである。
労働の目的は生きがいを生み出し、労働における協働からはコミュニケーションが生まれる。

労働には「物質代謝労働」と「精神代謝労働」がある。
「精神代謝労働」とは「物質代謝労働」が「対象を改造(変革)しつつ、同時に自己自身をも変革する」ように、「人が人に働きかけることによって、同時に双方をも変革する」ことで、子育てや教育労働やケア労働を示している。

以前、ビースタの教育の3つの目的を取り上げた。
主観的真理
一方、ハーバーマスは「理性はコミュニケーションの中に生じるもの」と言って、
そのコミュニケーションには、真理性(発言が事実に照らして正しいか)・正当性(発言が規範や価値の面で妥当か)・誠実性(話し手が本心で語っているか)の3つの視点が必要であり、それは、客観的理性・社会的理性・主観的感性であると言っている。
二宮さんは、さらに「真理性基準のコミュニケーション的理性」、「規範性基準のコミュニケーション的理性」、「共感・誠実・真意性基準のコミュニケーション的理性」とまとめている。
次の図はそれを対比したもので、さらに労働と仕事と活動を分けたアーレントとも対比している。

こうやってまとめないと理解できないのだ。
と同時に様々な人たちとのコミュニケーションをしていることに気がつく。

表題の言葉は、労働が身体や心を蝕んでしまうようなものではなく、自分の潜在力を自由に発展させるものが本来の労働であり、その労働は生きる喜びを生み出すものであるということを示している。
いろいろ迷っていたけど、この言葉でとてもすっきりしたので記録しておく。