この前、風が吹いてきて親父の書いた法語がバラバラになった。
さわると紙がバラバラに切れてくる。
それをつなぎ合わせて写真に撮った。
二代目の法語を書いた。
出遇えたこと
あなたに出遇えたこと
同じ時を過せたこと
同じ時を感じられたこと
同じ時に生きられたこと
すれ違いもせずに
その言葉を
確かに聞かせてもらったこと
通りすぎれば
生涯出遇えたことを思うと
身震いする程の
こみあげてくるもの
ずっとこの想い
一生離れることなく
心の中に
出遇わせてもらったこと
あなたに出遇せてもらったことを