「一炊の夢」

無理をしていたせいか体調が思わしくなく、一日中寝ていた。
よくぞこれだけ眠れるものだと思うくらい。
今度は腰が痛くなった。
寝ているといろいろな夢を見る。
だけどそれを覚えていない。
人生は一炊の夢のようなものか。

昨日たまたま見たユーチューブで、養老孟司氏がカール・ポパーの世界1・世界2・世界3のことを紹介していた。
これがとても面白い。
世界1は物質の世界
世界2は私たちの感覚や心や出来事の世界(芸術や文学が近い)
世界3は客観的な知識の世界(科学や技術、SNSなど)
今は世界3が私たちの世界2や1を覆いつくしている。
だから世界2が貧しくなっているのではないかという話だった。

世界3を追求してきた私としては、世界2があってこそ世界3が存在すると感じるけど、世界3が独り歩きをすると、逆に世界2を世界3から見るようになる。
次のことと関連があるのかな。
モデルとメタファー