書けない・書ききれない

オンラインで学習会を持った。

「仮説実験授業」と「のぼりおりの授業プラン」について学んだ。
問いを持つことと討論の中で概念を育てること・・・
それは一般化と応用化・・・
そして科学的な認識と社会的な認識の関係・・・
認識って何か・子どもはどうやって認識を深めるのか・・・など
その内容は深くてとても書ききれない。
書こうと思うと認識論から科学哲学、教育までを含んでしまう。
だからノートにメモをしたけれど、まとめるのが勿体ない。
それで、どうでもいいことだけを記録して、その時の感覚を味わいたい。

オンラインでミーテイングをするときに、
聞きづらいということを聞いたので「字幕設定」にしてみた。
ところが字幕が出ない。
そこで、AIに設定の仕方を聞いたら、無料であることも含め懇切丁寧に教えてくれた。
その通りやったら、自分のしゃべる言葉が瞬時に文字になって現れる。
もちろん変換間違いはあるけど、その速さにびっくり。
字幕はそれぞれで設定できるので、邪魔だと思う人は消すことが出来る。

さて、やってみて気がついたのは、話している音は現在で、字幕の字は過去のことだということ。
だから、今の言葉の意味が字幕の文字で補強されるということ。
若い頃はそれは瞬時に出来て、今の言葉に集中できたのだけど、歳を取ってくると、言葉を聞き取ることすら難しくなる。
でも、こういうことを言おうとしているんだなということが、字幕の前の言葉で想像することが出来るのだ。
話し言葉が、如何に時間を乗り越えたものであるのかということが改めて自覚できたことが何だかうれしい。

仮説実験授業 - Wikipedia