八幡公民館「いきいき健康サロン」

サロンで法話を頼まれたのはこれで2回目。

「ためになる法話」という要望だったけど、ためになったかどうか。
でも、気づいたことがある。
それは高齢者ご自身が自分の人生をどう見たらいいのか考えているということだ。
今までの人生経験から達観していると思ったら大間違い。
自分自身に振り返ってみるとよくわかる。
人生とは何か誰にもわからないのだ。

仏法は最初からそれを前提にしている。
生死の問題。
旅は終わりがあるから見るもの聞くものがいとおしく思える。
人生も旅と同じ。だから普段見るもの聞くものがいとおしい。
そして、旅には後がある。同じように人生にも後がある。

今回も「熊野観心十界曼荼羅」の絵解きをした。
体操も「死ぬ練習」と「生きる練習」(山本さん担当)にした。