まさに来たるべし

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おかげさまで永代経を厳修できた。

今回は午前中は寒いと考え、初めて昼からにした。

幕の代わりに鯉のぼりをつるした。
孫が来たので、40年前の鯉のぼりを引っ張り出してきたけど、竿を立てることができなかったので、つるした。

「現生十益」の話が中心の法話

私たちが仏さまからいただくもうけ(利益)には二つある。
一つは当来の利益ともう一つが現生(今ここで)の利益。

当来という言葉の意味は、未来⇒将来⇒当来となって、意味が変化していく。
読み下すと、未来=いまだ来たらず⇒将来=当来=まさに来たるべし

この違いの意味は深い。
未来は永遠に来ないけど当来は必ず来る。