ウッドデッキのビニールカーテンを外して、塗装のし直しをしていたら、「先生」と声がする。
10年前の教え子が突然現れた。
今、高鷲のスキー場で働いているという。
そこから二時間中学校の時と同じように話し合った。
彼は東京へ行って、会社勤めをして辛い目に合ったという。
こちらに来て、会社に勤めたけど、まったく違うという。
向こうは競争、こちらは協働。
そして、資本主義の話をし出したのにはびっくり。
競争と能力主義のこともちゃんと知っていた。
人新世の資本論もまだ読んでいないけど買ったという。
私もつい夢中になってしゃべってしまった。