「人新世の『資本論』」を読む

雪が降っているけど、二月の雪はあまり積もらない。

本堂の前の大量の雪をいつ開けようか、迷っている。
この前の雨でずいぶん溶けたけどまだ結構ある。
外から本堂に入れないのは困るけど、コロナの影響で本堂を使うことはほとんどない。
でもやっぱり開けようと思う。

6日に読書会をやる「人新世の資本論」を読み始めた。

これがとても読み応えがある。
いろいろ調べながら読んでいるとなかなか先へ行かない。
マルクスだけでなく最近の様々な本や議論を論考しながら述べている。
それを調べているから時間がかかるのだ。
よくこれだけの小さな新書版に収められたものだと思う。
同時に購入した「未来への大分岐」も同時に読んでいる。

ピケティも論及されている。
佐伯啓思も、文化人類学もサンダースもウォーレンさえも(後は知らない人ばかり)。
それらを論考し批判しながらコモンとアソシエーションを論及している。
今までの活動の振り返りにピッタリだ。

読書会は一回だけではとても終わらないと思う。
グレーバーも読みたくなった。
ここからさらに広がっていくのもいいだろう。