雪の中で生まれ雪の中で死んでゆく

朝起きたら本堂の縁側に雪が積もっていた。

箒で雪を掃き出した。
思ったよりも積もらなくてほっとしている。

コロナに罹った住職が、檀家の方たちにすぐに知らせることができるようなシステムを作っておくことと書いてあったので、そういえばHPの「お知らせ」はどうなっているっけと思って、調べたら3年間更新してなかった。
記録をたどりながら3年分のお知らせを書いた。
お知らせ
ついでに鷲見大鑑もアップ。
4、鷲見大鑑について(鷲狩り伝説の解読文)


先日見つけた図を見ていたら、面白い問題に気がついた。

 ポイントさえ押さえれば簡単にできる。
二時間以上かかってやっと証明して、わかったら簡単だったと言えるだけで、手ごわかった。なかなか良い問題だと思う。

恩師が亡くなったと広報が入る。

「あんたの法話を聞くのが楽しみやでな」と言ってくださった。
鼻水を出しながら話していたらそっとハンカチを差し出して下さった。
ある時、
不自由な体を引きずりながらも生き生きと活動しておられる先生に尋ねたことがある。
「先生そんな身体になって嫌だと思わんかな?」
「そんなこと思ったことがない。」
ときっぱりと言われたことが忘れられない。

お夕事で和讃を唄いながら涙があふれてきた。