囲碁を楽しむ

昨夜からなぜか左の眼の下が腫れてきた。
左の耳の裏もかゆい。
人前には出られない顔になったけど、マスクで隠すからいいか。

昨日は、義兄と碁を3局打った。
兄が時々来て誘うのでやっていたけど、だんだん面白くなって、最近はユーチューブの碁の動画をよく見るようになった。

やっているとすぐに気が付いたのが、定石を覚えることができないということ。
それからいろいろな対策もその時はなるほどと思ってもすぐに忘れてしまう。
それは頭で覚えようとするからで、実際に何度も並べて体で覚えるしかない。

つまり動画は一応の方向は示してくれるけど、実際に体感するしかないということ。
でも体感できたのかどうかは実戦して初めてわかる。
何度も打ってみるしかないのだ。

それにしてもこんな素晴らしいコミュニケーションの仕方はなかなかない。
動画で一番気に入っているのは、打っている人がつぶやきながらやっている動画だ。
そうかこうやって考えながらやるのかとわかると同時に、これなら楽しいと感じる。

実は負けると悔しい。勝つとうれしい。
負けないようにするにはどうするのかというのがすべての動機なのだけど、そこに対話という観点を入れると、「こうしたらどうしますか?」「なるほど」「そんな手があったの」「どうしよう」「きいてください」「それどういう意味?」・・・
などと心の中でいろいろつぶやいて打っている。
そこに出来上がる棋譜は一つの新しい世界なのだ。