新型コロナの三蜜について

なぜ人との接触を減らさなければならないのか?

サロンで新型コロナのことを話していて考えたことを記しておく。

どうやって出したのかわからないけど、今までの自然な状態だと一人が2.5人にうつすことが分かっている。多分大量のデータから導き出したのだろう。

つまり、確率の問題となる。
全ての人が混ざり合った状態と考えるのである。

そして、これを比で表すと、

1:2.5=10:25=

このように比の式で表すと、いろいろな解釈ができる。
この1は一人であると同時に、その人が交わる人の数と置き換えることができる。
したがって先の比の式は

(一人の人が交わる人の数):2.5人= となる。

2.5人では2.5^n となって、どんどん増えるから、増えないようにするには2.5を1以下にすればいい。つまり、

(一人の人が交わる人の数)÷2.5:2.5人÷2.5=0.4:1

となる。
この0.4は、一人の人が交わる人の数を4割にすれば、増えないということを意味する。
つまり、今まで10人と会っていたら4人にすれば、指数関数が1^nとなって全体は増えないということになる。
密集を6割なくせば感染者が横ばいで増えることはない。(これは論理飛躍がある)

さて、この考え方は有効なのだろうか?

この考え方の前提には確率で見るという発想がある。
確率というのは平均化するということだ。
でも、都会と田舎では異なる。一人一人の交流もそれぞれ異なっている。

もう一つ考え方がある。
それはターゲットを絞るという方法である。
確率でいうと確率の高い人に集中するということ。
これはたぶんやられていると思うけど、初期の段階としてはこちらの方が有効で費用が少なくて済む。ただ、感染経路が分からなくなっていると、ガラガラの籤のように混ざり合っているので確率で考えた方が良いのだろう。