「集い」から始まるのだ

昨日まとめたけど、朝起きたら新しい方向が見えてきた。

一仕事終わってホッとしてまとめて終わり、では何もしていないに等しい。
それを昨日のレポートから学んだ。
こうやって書くのも、レポートが指し示していることを明らかにすることであり、これから何をなすべきかが見えてくることなのだ。

「学校歯科治療調査」は子どもたちの実態だけでなく、子どもを取り巻く環境の問題を明らかにした。それは「貧困の連鎖」という言葉でまとめられる。この言葉は経済的な問題だけではないということを忘れてはいけない。
そして、「子援隊」の活動や「わかくさ教室」のレポートからも、子どもたちの置かれた状況が抜き差しならない(自分の人生に夢や希望が持てない)状況であることがわかった。
貧困の連鎖をほかっておくと、経済的に見ても損失が2.9兆円(一学年だけも)にも及ぶと、子援隊の佐藤さんが述べていた。貧困の問題は社会全体の問題だと佐藤さんは訴える。彼は退職前は普通のサラリーマンで教育の関係者ではない。
この問題に対して私たちができることは何か? 佐藤さんは「たくさんの大人が関わり、地域で取り組むことで、貧困の連鎖を断ち切る」と言い切って実践を進めている。

その学習支援教室や子ども食堂などの取り組みで一番求められていることは何ですかと聞くと、「人と場所とお金」ですと言われる。いっぱいいっぱいでで運営していると、外国籍の子どもたちの学習支援「わかくさ教室」の横山さんも語っていた。
その中で最も必要なのは?と聞くと「人財です」と言われる。人が集まれば、場所やお金はついて回るから。

そうすると、次の課題が明らかになる。
今までのつながりをもっと深めること。
例えば山下さんがやっている自立支援ホームなどへの「定期訪問

今度のまとめの実行委員会でこのことを提案してみようと思っている。

子援隊

関市国際交流協会「わかくさ教室」

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貧困の連鎖