#読書

六球連鎖完成

一週間ほどかかってやっと完成。交点が二つあるのでどうしても重なってしまう。 もともと映画「奇蹟がくれた数式」を見たことが発端だった。それからハーディとラッセル、さらにソディへと広がり、この6球連鎖へと来てしまった。因果な性分である。左下の▲…

母の世界(意味の場)と私の世界(意味の場)

わけがわからないからいろいろ考えている。 母が何にも出来んようになったと嘆く。歩けるやないか、トイレにも行けるやないか、新聞もテレビも見えるやないか。外で花の世話が出来んようになったのが悔しい。やろうと思えばできるで。やる気が起こらんのや。…

「コスパ思考」から「回り道思考」へ

二か月ぶりのわくわく図書館。久しぶりで一日中緊張していた。今度はみんなで一冊の本を読もうということで、急いでその本を読んだ。ずっと前に買ったのだけど少し読んだだけで止まっていたのが最後まで読めた。 「ゼロからの『資本論』」斎藤幸平著 最初に…

「一数学者の弁明」を再読

ハーディの本を探し出して再読を始めた。48年前の本。学生時代に買ったと思う。 全く覚えがない。ハーディが70歳の時に、自分に数学における創造力が喪失したことを悲しみ自殺を図ったことを初めて知った。ラッセルが第一次大戦の反戦運動で投獄されたこ…

神の定義と恐竜ランド

今年初めての「わくわく図書館」11名の参加。テーマは「日本の神々と神社」 とても中身が深く2時間では足りなかった。本居宣長の神の定義を初めて知った。「・・・尋常(よのつね)ならずすぐれたる徳のありて、可畏(かしこ)き物を迦微(かみ)とは云う…

ケアとは非暴力を学ぶ実践

母の世話をしていて感じていることを見事に表現した言葉に出会った。 人は弱者として生まれ、弱者として死んでいきます。強者である期間は、人生のあいだで一時のことにすぎません。弱者に強者になれと要求したり、強者に抵抗することを要求したりできるでし…

「老人と海」

オンラインでの東海・北陸地区セミナー「鷲見氏・鷲見郷一覧」の編集会議教え子からのヘルプの電話いろいろあった一日だったので、疲れ果てて夕食はインスタントラーメン。 放送大学でヘミングウエイの「老人と海」の読み取りをしていた。ふと、これも「回り…

来世の幸福よりも現世の幸福を?

年賀状を見ていると時々刺激を受けるコメントに出会うことがある。「100分で名著で『日蓮の手紙』を見て、宮沢賢治がなぜ日蓮宗なのかよくわかりました。来世よりも現世の幸福を考えていたのですね。」 なるほどと感じ、でも・・・と、正月のぼけた脳に刺…

一年の経つのの速いこと

いろいろなこと、もうすでに思い出せないくらいのことがあった。でも経ってみるとあっという間。 孫が育つのも早い。だから今この時の孫は今しかない。明日では遅いのだ。だからこそ今がいとおしくなる。 忙しすぎて書けなかったこともたくさんあった。書こ…

孫の子守とわくわく図書館

孫の子守で岐阜へ。百年公園で釣りの初体験。 孫と遊んでいると、この和讃が浮かんでくる。 平等心をうるときは一子地となづけたり一子地は仏性なり安養にいたりてさとるべし そして涙が出てくる。 遅くなって高鷲へ帰れずに八幡でわくわく図書館に参加。1…

わくわく図書館で「歎異抄」

9名の参加で11月のわくわく図書館があった。 本は歎異抄。紹介する人は真宗の僧侶二人。私が概要と「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」の善人とは何かを説明し、もう一人の方が「宗教的リテラシーとしての歎異抄」を説明した。いろいろな意見が…

報恩講の片付けと歎異抄

報恩講の後いろいろあって片付けがしっかりできなかったので、今日やった。 幕の外れているところや、中に入っている紐を縫い直していたら、午前中かかってしまった。裁縫は久しぶりである。これで当分は大丈夫だろう。 今度「わくわく図書館」で取り上げる…

薪づくりのめどが立った

午前中は50年前の教え子が家族で来訪。懐かしいと同時に嬉しかった。 午後から薪づくり。後一回で済みそうだが、無理をせずにやろうと思っている。明日は雨なのでシートをかぶせた。 折口信夫の書いたものを青空文庫でいくつか読む。面白い。 たなばたと盆…

原木切り・薪割りと「わくわく図書館」

一日かかって原木を切り、置く場所を確保するためにすぐに割って薪にした。 原木が重なっているのでかえって切りやすいが、まず駐車の場所を確保するために下の木を切った。上の方にある木の方が切りやすい。でも崩れてくるので危険を伴う。目標の10本まで…

アクセスランタイム

アクセスで年忌表を作成している。ところが新しいパソコンにはアクセスが入っていない。どうしたらいいか困っていたら、アクセスランタイムというのがあることが分かった。これは無料で配布されており、データの保存も自動的にされる。 というわけでランタイ…

わくわく図書館で三木清を紹介

昨日は一日かけて台風14号の対策をした。トマトのビニールハウスを取り外した。今までミニトマトを食べさせてもらったことを感謝しながら。 二か月ぶりのオンライン「わくわく図書館」三木清を紹介した。 青空文庫 三木 清 (公開中:33) なぜ三木清を読も…

キッズ・サンガ

恒例のキッズサンガ。集合は8時。 平和の鐘鐘撞堂でサイレンが鳴る前から突き始めた。6名の参加だったので、一人5回ずつ。 その後お経、「六にんの男たち」をPPで上映しながら朗読。時々質問をしたが、一生懸命考えてくれた。 休憩と遊び 紙コップで糸…

六にんの男たち

六にんの男たち――なぜ 戦争をするのか? デイビッド=マッキー 作 / 中村こうぞう 訳 むかし、六にんの 男たちが いました。 男たちは、へいわに はたらいて くらすことのできる 土地を もとめて、 ながいあいだ、あるきつづけていました。 ながいこと さがし…

「おのずからの現象」と「みずからの体験」

ジャガイモを収穫してから、切立のいきいき教室に参加した。皆さん実に生き生きしている。最後に「さようなら」の語源を示して「さようなら」を言った。「左様なら」(そうであったなあ。そうであったなら。)板書を消さないでほしいといわれた。 このところ…

畑の植え付け計画と「AIひろし」

1週間ほど前に畑を耕運機で耕していただいた。あとは畝を作るだけ。昨年の秋の間に落ち葉などをすきこんでおいた。今日はジャガイモと里芋の植え付け。ジャガイモの種芋が変えなかったと言ったら、友人が持ってきてくれた。ありがたい。枝豆の種も植えた。…

本を読まなくては・・・

念ための記録 昨日雨だったので、冬の間たまったストーブの灰を畑にまいた。日よけに波トタンを取り付けた。 本を3冊も買ってしまった。図書館から一冊借りた。研究論文のまとめたものを二冊贈呈いただいた。仏壮の研修会で輪読する本を貸していただいた。 …

話者を替える試み「未来と将来」

木の選定をすると困るのが葉っぱの処理。葉が出てこない今のうちなら大丈夫だと、あちこちの選定をしている。 さらに朝のうちなら「かってこ」で梯子がいらない。ところが仕事をしていると鼻がむずがゆくなってきて鼻水が止まらない。だいぶん焚き付けができ…

食べ物から学ぶ世界史 ~人も自然も壊さない経済は?~

数学を始めると脳が占領されるらしく他のことが手につかなくなる。さらに数の性質もすぐに気がつけば良いのだけど、しばらく時間が経たないとわからない。でもそこが面白い。自分で発見する(気がつく)から面白い。 夜はわくわく図書館。9名の参加。何をす…

隠喩と対句

ことばをシャワーのように浴びている毎日。そのシャワーを浴びながらもやっぱり言葉の意味を探っている。 毎日和讃を読んでいると、隠喩と対句の表現力のすばらしさに気がつく。その代表例。 空間は旅館で時間は旅人かでも空間自体も旅人とも言えるな月日は…

「デジタル革命」って何だ?

ふとTVドラマを見たら、そこに出てきたセリフに引き付けられた。「ミステリと言う勿れ」月曜日9時随所に出てくる主人公が語る言葉が面白い。 『ネットとリアルのあいだ』西垣通著を何度も読んでいる。昨日も病院で30分ほど読んだ。持続時間はこれくらいで…

「二分心」と仏の声

昨日は午前中に離れの雪下ろしと車庫の雪下ろしで二時間ほど。図書館で二冊本を借りて、司書の方といろいろ話す。午後は高鷲古文書を読ままい会。 読ままい会の参加者は10名。新しく2名参加。鷲見大鑑の資料としての位置づけーどれだけ正しいのか―という…

「不便益のススメ」

母を診療所に連れて行った時、隣の高鷲図書館で初めて本を借りた。川上浩司著「不便益のススメ」岩波のジュニア新書 面白かったので記録しておく。「世の中には無駄なムダと無駄でないムダがあるんだ」「世の中には無駄な手間と無駄でない手間があるんだ」 …

現実界 象徴界 想像界

車庫の雪下ろしをした。病院で二時間も待った。 100分で名著で「パンデミック」をやっていた。 最初に本を紹介したのが斎藤幸平氏。その本はジジェクの「パンデミック」。その中に子を亡くした父の夢の話が出てきて、ラカンはトラウマから逃れるために夢…

第2回国際交流教室 第14回わくわく図書館

午前中はナタデココの『第2回「世界一周」 文化交流教室』 今回、慣れてきたせいか子どもたちのノリもぐっと進化しました。質問にもはっきりと答えていたし、旗づくりも夢中になって取り組んでいました。 ただ、今回も一回トラブルがありました。一時間ぐら…

「報恩講」と「わくわく図書館」

報恩講は午前中のみだったけど、何とか行うことができたことは有難かった。それにしても疲れた。「死んだ後何がしたいか?」「孫たちが平和に生きられるように神通力を使いたい。」 夜はオンラインでわくわく図書館「デジタル・ファシズム」堤未果著の紹介。…