2019-01-01から1年間の記事一覧
レンマ的論理を使っていろいろ考察して来たけど、ロゴス的論理とどう違うんだろうか。そんなことを調べてみたくなって対比してみた。この対比は、ロゴス的だけど、対立させるのでなく差異を考察するのはレンマ的。 レンマ的思想 ロゴス的思想 東洋・中洋(森…
昨日はなごみ法話会 カメムシ→綿虫→後出しジャンケン→鈴木大拙→西田幾多郎→名号 とつながる話をした。全て主語と目的語を入れ替えるという話。そして、学び・遊び・営みをつなげるには出会いが大事なこと笑い泣き怒ることを大事にしようというようなことを話…
石川県立図書館の許可書が昨日届いた。 資料名「宮川五平次畧傳」石川県立図書館 田中文庫所蔵 宮川五平次については「はまぐりの数学」153、美濃・飛騨の国の和算の歴史 ・・算額の問題に挑戦しよう(2014.8) 「宮川孟弼」について 仮字格便覧 / …
法事で民謡の好きな方と出会った。 その時教えていただいた唄。「めでた」のメロディで唄う。 面白いときゃ あなたと二人よ苦労するときゃ わしゃ一人で よく言われるのが逆で「苦労するときゃ二人」。そうだよな、楽しいときにこそ二人だよな、と思って、箸…
昨日は草刈りをした。電動の草刈り機だけど30分はもつ。動かすのもけっこうしんどいのでこれで十分である。 今まで手で鎌を使ってやっていたけど大変だった。これで、やれる範囲がぐっと広がった。さて、レンマの論理に関わるサイトをメモしておく。これは…
次の対比は面白いと思う。レンマの論理と起承転結の対比。 (1) A (肯定) ⇔ 起(2) ¬A¬A¬(否定) ⇔ 承(3) Aでもなく¬Aでもない (肯定でもなく否定でもない)⇔ 転(4) Aでもあり¬Aでもある (肯定でもあり否定でもある)⇔ 結 元々、テトラレンマ(龍樹の…
電動の草刈り機を買った。つれあいが夢中になって草を刈っている。とても簡単だし、30分ぐらい持つ。今までは鎌を使って切っていたし、芝は重い芝刈り機をウンウン言いながら押していた。この草刈り機なら芝刈り機の代わりにもなる。これは安いしとても便…
鈴木大拙館でこの本を買ってきた。 どうやらレンマの思想と関連がありそう。目次を見ると(1)鎌倉時代にこの霊性が顕現したこと(2)法然上人と念仏称名(3)妙好人 となっている。「日本的霊性」の例として妙好人をあげていると思う。この霊性は戦争の反省から生…
息子の家族と一緒に金沢へ行った。孫と一緒に過ごせたのが一番うれしかった。次は県立図書館で宮川五平治の略伝を見たこと。そして鈴木大拙館と西田幾多郎記念館を訪ねたこと。略伝はまだ図書館の許可がおりていないので、写真を紹介できない。大拙館はほと…
法話では論理を前面に出すと、誰も聞いてくれない。それは論理には感情が無いと感じられ、「有難いと」思われないからだと思う。だからレンマの最後のテーマは「イメージと生命の論理」にしようと思っていたけど、これは私の理解を超えているのでやめよう。 …
形式論理でいうと、否定の否定は元に戻る。(¬¬A=A)でも、前とは異なったモノになるというのが弁証法の論理。(¬¬A ≠ A)実はこちらの方が身の回りをみると自然なのである。 例をあげてみよう。以前からどう表現したら良いのかわからなかったことがあ…
「三願転入」の講義を受けて、いろいろ考えてみた。例によって図にしないと理解できない。ただし、この縁起図はこれからも書き換えられるのでとりあえずの図。決定版は永遠に出来ないと思う。 この図の一番の工夫は、「念仏一行」と「自力念仏」を分けたこと…
まん真ん中センターで「ふれあいコンサート」があった。 今年で8回目。郡上特支卒業生のOBバンドの演奏と歌ではいつも涙があふれる。上手いから感動するわけではない。昔の中学生の時の様々なことを思い出し、彼らの卒業後の苦労を想像し、卒業してもなお関…
レンマの論理は次の4つから成り立っている。その意味を考えてみた。 テトラレンマ(龍樹の中論を定式化したもの)(1) A (肯定)(2) ¬A¬A¬(否定)(3) Aでもなく¬Aでもない (肯定でもなく否定でもない)(4) Aでもあり¬Aでもある (肯定でもあり否定でも…
3年にわたる本典学習会の最終回。 有難いご縁であった。1つは親鸞聖人との、2つ目は祖師方との、3つ目はお経との、4つ目は会ったことのない和上方との、・・・ 今回は、阿弥陀経との新たな出会いがあった。(⇒=から)不可以小善根福徳因縁⇒一心不乱の…
いろいろ調べてみると、弁証法には二つの方向がある。1つは論理としての弁証法。正→反→合。これは意味がわからない。が、いろいろ応用が効く。つまり、自分の思っているコトに当てはめることができる。 2つ目は発想法としての弁証法。これは仮説設定法とし…
このブログがHTMLで書けることを知った。 とすると、これはどう表現されるのか。 ちゃんと表現されているのが嬉しい。 左から右へ波が伝わっているように見える。よく見ると、それぞれの位置(点)が上下しているだけ。一体何が伝わっているのだろうか。 波…
「あれ」と「これ」のあいだには何があるのか。 レンマの論理では二元論をどう乗り超えるかというと、「あれ」と「これ」の<あいだ>を探り、この二つをつなげることで乗り超えようとする。私はこの<あいだ>をずっと探してきたと思う。 例えば、数学の命…
たぶん一年で最も緊張し、最も苦しいのが報恩講。 今年は前日に一睡もできず、二日目にはガスが切れるというハプニング。すべて前もってやっておかなかった住職の責任。 一睡もできなかったわけは、対話劇のシナリオを作っていて、コーヒーを飲み過ぎたから…
以前作ったタブレットかけ。 とても役立っている。このしくみはというと、 既製品ではない。二つのモノを組み合わせたもの。 これはタイヤにチェーンを取り付ける時の道具。もうチェーンを取り付けることが無くなったので、捨てようと思って、いろいろ動かし…
「自分のことは自分でしましょう」という命題Aをもっと探ってみよう。 このことからすぐに導き出されるのは、B「自分のことを自分でやらないのはダメ」とA’「その人のことはその人がやる」ということであろう。A’は主語を置き換えただけだけど、B'「自分のこ…
以前考えたことを最初に紹介。 90、差別と多様性と同一化・・・違うものの中に同一性を見つける なぜ差別をするのか (2007.11) これは、同値律の別の形だと思う。差異の中の「同じ」を見つけるのだけど、形式論理から言ったら少し違和感を感じる…
100分de名著ではちょうど「純粋経験」をやっていた。 西田の「善の研究」が分かりにくいのは、直観を言葉=論理で表そうとしているからだ。そもそも言葉にならない前の経験を言葉にしようとするのは困難である。 でも、私たちはその言葉にならない「純…
昨日、良いものを見せていただいた。 高鷲文化財保護協会の一般公開で、秘仏の懸仏を参拝することができた。 写真も撮らせていただいた。 金箔が残っている。 白山信仰と神仏習合のため、阿弥陀仏、11面観音、聖観音が多い。 線刻の阿弥陀様もあった。 鏡…
表題の本を読み始めた。面白い。 例によって、書きながら読んでいる。 前書きより 「ロゴス的」とはモノとモノとをはっきり区別し、分けてゆく態度のこと。「レンマ的」とは分断できない物事の〈あいだ〉を認めるものの見方、考え方。例えば「おかげさま」と…
昨日は郡上関間を2往復した。 夜は子育て・教育の集いの実行委員会 そこで、「貧困の連鎖」の説明をした。 今までの議論のまとめということで話したが、 すっきりとしたという意見といくつかの疑問が出された。 付け足されたのは、「競争に追い立てられる子…
父の命日。 おみがみで14名の方がお手伝いに来てくれた。 いつも段取りよく進めてくださる。 今年は、仏具をバラバラにせずにまとめておいたので、組み立てもその場で行った。 これはよかった。 皿などいつも迷うし、釘が合わないのがいつもだった。 それ…
連研の話し合い法座は一種のワークショップだ。今までいろいろなワークショップをやってきたけど確かに効果がある。 このワークショップを勧めているのが文科省の「コミュニケーション教育推進会議」 その報告を逆方向から読むと、ワークショップは現代の子…
5月頃、 メルカトル図法が大航海時代に無くてはならないものだったということを紹介した。 地図と地球儀を比べながら不思議に思っていたのが、1/cos(φ)の理由だった。 積分をすれば良いことはわかったのだけど、cos(φ)がどうしてもわからない。 いろいろ…
昨夜は眠れなかった。嫌なことばかりなので、朝3時から数学に熱中。 おかげで目が見えない。 「波動方程式」を研究。 というのは、シュレーディンガーの波動方程式に目が留まり、 これを何とか導けないかと眺めていたら、 何となく方向が見えてきた。 偏微…