2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

目的から考える

「デザインで社会を変える」ことを学ぶために、若い方に尋ねる旅を始めた。 昨日は、2時間ほど聞きまくった 面白い 終わって外に出たら、周りの景色が違って見えた。 まだ、聞きたいことがあるが、こちらの容量が小さいので次の機会に そして、次の人にも興…

トランプ問題

アメリカ大統領にトランプ氏が当選した。 傍で見ていて、わけがわからないことだらけだった。 それで、ニュースやネットでいろいろ調べてみた。 でも、わからない。 そこで「トランプ問題」として、関連すると思われることを書き出してみた。 それがこの図。…

デザインで社会を変える

TVを聞いていたら、「デザインで社会を変える」と言っていた。 デザインの力で社会を良くしたいと。 この発想は面白い。 さらにネットで調べるとこう書いてあった。 「情報伝達技術の急速な進展によって、 コミュニティの価値・対話の重要性が認識されつつあ…

否定形でしか表せない真実

真実(=大道)は直接言葉で表すことはできない。 龍樹が示したように、それは「~は~ではない」という否定形でしか表現できない。 でも、人はすっきりした「~は~である」という言い方を求める。 これが、いろいろなところで混乱をきたしている。 昔、経…

書くことの意味

ここにいる 今このときも もしかして 友のことばを 笑ひて悔いし 認知症の母を一人置いて、ここに来ている。 もしかして・・・と心配している友のことを笑ってしまった。 俺も同じだと。 でも、笑うべきではなかった。 ふと湧いてくる思いは、書くことによっ…

書くことは儀式だ

対話が大事だと言いながら、こうやって「書いて」いる。 ソクラテスや釈尊、キリストは一切書かなかった。 彼らがやったことは、オーラルな暗記と対話であった。 私にとって、「書く」ことは考えをまとめるためなのだが、次のような文章に出会った。 「書く…

「嫌われる勇気」について

「嫌われる勇気」を最も利用しているのはトランプ 「嫌われる勇気」を先に置くとこうなる。 これはレトリックの問題で、逆だと教えてもらった。 つまり、本当のことや大事なことを言うことは、自由のために必要なことであって その時、「嫌われるから」と思…

はまぐりの数学更新「円周を求める」

名古屋の林邦英さんから手紙が来た。 その内容をいつも理解できなくて悩むのだが、今回のはすぐに理解できた。 そこで本当に言えるのかどうか確かめるためにジオジェブラを使った。 それは一つの実験である。 林さんも簡単な実験だと書いていた。 やってみる…

虐待・いじめ(迫害)・差別・パワハラ

アドラーと村田がまったく同じわけではない。 その違いは何かと調べてみると、やはり時代と地域の違いである。 ただ、アドラーの方は、テキストを書いた岸見一郎さんの受け止め方が入っているから少し現代的かもしれない。 アドラーは、「虐待・いじめ(迫害…

アドラーと村田静照

一昨日の夜、TVで「嫌われる勇気」という刑事ドラマをやっていた。 ツレが見ていたので、一緒に見たら、「目的論」という言葉が出てきた。 アレなんだったっけと気になって、「人生の意味の心理学」を読み直してみた。 再読したら、新たに見えてきたことがあ…

全ては如来よりの方便

村田静照師の念仏は、 人生で起こる全てのことを、如来よりの慈悲のはたらきととらえる。 つまり、自らの人生を如来からの方便ととらえる。 だから、どのような苦労があったとしても、それは仏の方便だから 有難い私への慈悲となる。 言葉で言うと簡単だが、…

「有難うないお念仏が有難いの南无・・・・」

「村田静照言行録」より 「お陰様でお念仏は申させていただいていますが、 とんと有難いお念仏が出てまいりませぬ」 (尋ねた人はたしか岐阜県郡上から来られたと記憶する) 和上はやさしく微笑しながら 『蓮如さまは、あまりの有難さに暑さも寒さも忘れてい…

口を使うて念仏相続させる

昨夜はそんなに雪が降らなかった。 いろいろなことがあって、不思議なことに「村田静照言行録」を読んでいる。 その中に後生一大事とはどういうことかと尋ねられた場面が出てくる。 「後生一大事とは、どういう事かと尋ねられると、ちょっと言い表し難いこと…

ひとえに親鸞一人がためなりけり

浄土に照らされてこそ、この我國が見えてくる。 浄土は願土である。 我國が終わる時、浄土へ往くことができる。 龍樹菩薩の智度言から浄土へとようやく至ることができた。 もう一つ、問いがあった。 それは、浄土と我國の意味とは何か。 それは浄土と現生の…

「縁起」について

新聞配達の前に雪かきをした。 昨日は、庇の雪だけおろした。 この雪は結構重い。 龍樹の論法(論理)をソクラテスの「メノンのパラドックス」と比べながら考察している。 龍樹の「去る」に「知る」を代入したのだ。 これがなかなか面白くて、いろいろなこと…

「そのまんま」と「おまかせ」について

雪かきを終えた。 思ったより積もらなかった。 除雪のブルも雪をかいていってくださった。 一昨日から本山の御正忌報恩講をネットライブで見ている。 最後に記念講演まである。 母の主治医の先生が、昨日京都に泊まって今日御参りすると言ってみえた。 私は…

「メノンのパラドックス」

トイレに行ったら眠れなくなってこれを書いている。 「メノンのパラドックス」 (知るということについての) 人は知っているものを探求することはできない(そもそもしない)。 同様に知らないものを探求することはできない (何を探求するか知らないから)…

学んで時にこれを習う=学習

学んで時にこれを習う亦説ばしからずや 8/15÷4/5=(8÷ 4)/(15÷5)=2/3 この分数のわり算を見ると、あれ?と思いませんか。 そして、確か分数のわり算はひっくり返してかけたはずと思い出し、 確かめてみます。 次に、どうして?と考えま…

けい蛄春秋を識らず

「蟪蛄(けいこ)春秋を識らず、伊虫あに朱陽の節を知らんや」 蝉は夏に地上に出てきて夏に死ぬから春と秋を知らない。 だから今が夏(であること)も知らない。 ↓ 今しか知らない人は、今も知らないということも示している。 確かにそうだと思う。 生きてい…

「主人-代理人」理論

地区セミナーで「主人-代理人」理論を学びました。最初に問いから始めます。 (1) 数値目標を立てさせる評価をなぜやりたがるのか? (2) 正気で考えればおかしな「型」の教育に積極的に関与しようとする教員がなぜ生まれるのか? (3) 「スタンダード」の学校…

東海北陸地区セミナー

東海北陸地区セミナーに参加するために富山に行ってきました。 北陸には珍しくいい天気でした。 立山連峰が一望できる絶好のポイントを探し回りました。 地元の人に教えていただいて呉羽山のビューポイントにたどり着きました。 立山と言っても 雄山(おやま…

今年も「東海北陸地区セミナー」

これから「東海北陸地区セミナー」に参加するために富山へ行く。 この研究会は、たぶん40年ぐらい欠かしたことがない。 つれあいは、退職したのだからもういいでしょうと言っている。 退職して、自分のスキルとは関係がなくなったけど、 子どもたちの様子…

「近代」を超えて

いろいろな議論をした。 その中で、心に残ったことをいくつか。 以前書いた小谷信千代さんの「真宗の往生論」について これを「文献学的には正しいけれど近代教学からいうと問題がある」 というとらえ方があると聞いた。 とすると、近代教学は文献学的には間…

あっという間の三が日

毎年だが、あっという間に三が日が過ぎてしまった。 昨夜は久しぶりに酒のない夜を過ごした。 今年は年賀状もほとんどなく、世情のことがあまりわからない。 飲みながら話していると、いろいろな話題が出る。 一つだけ記録しておくと、 自動運転の車のことが…

除夜会厳修

昨年に続き今年も雪がなかった。 11時45分から除夜会 早めに正信偈をあげて、12時10分から熊野観心十界図の絵解き 子どもたちには地獄の話を中心にした。 あまりの寒さに1時20分頃切り上げて、コタツにあたっている。 今年は柚子湯を入れるコップ…